現場日記
片岡 大です
倉敷市 新築工事 茶屋町
ユーリン・ホーム新社屋
今回の新社屋兼自宅工事の内部仕上げ材は
出来るだけ自然の物を使いたかったので
床材に4種類の無垢フロアを採用しました。
それぞれの特徴を紹介させて頂きます。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2021/11/KIMG2661-350-400.jpg)
新社屋のメインとなる1階には
アカシアを貼りました。
材質は少し固めで、様々な色が混ざって
表情が豊かです。
乾燥による収縮が少なく、
ウォールナット(高級床材)に近い雰囲気がありながら
値段も手ごろなので採用してみました。
最近人気の床材です。
これを部屋に対して斜めに
貼ってもらいました。
大工さんは大変だったと思います。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2021/11/KIMG2727-350-400.jpg)
アップで見た様子です。
年月が経つとさらに
深い色味に変化していきます。
アンティークっぽい雰囲気が
好きな方にはお勧めの樹種です。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2021/11/KIMG2722-350-400.jpg)
自宅部分の1階LDKには
ナラを貼りました。
ナラはオークとも呼ばれ、
こちらも硬い種類の木になります。
高級家具やバットの材料にも使われますが
床材としても根強い人気があります。
独特の香ばしい匂いが好きなので
採用しました。
ナラ材にはタンニンやポリフェノールが
含まれている事から
ウィスキーの樽としても
使われています。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2021/11/KIMG2728-350-400.jpg)
アップで見た様子です。
年輪が細かく刻まれているのが
分かりますでしょうか?
目がしっかりと詰まっているので
1枚でも
結構な重量があります。
こちらは日に焼けると
黄色っぽくなっていきます。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2021/11/KIMG2725-350-400.jpg)
2階の廊下~寝室には
杉を使用しました。
表面が柔らくとても足ざわりが
良いので取り入れました。
和風でも洋風でも合う材料です。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2021/11/KIMG2730-350-400.jpg)
アップで見た様子です。
針葉樹なので節が多いのが特徴です。
貼ったばかりの時は
赤身と白身の部分がはっきりしていますが
年数が経過すると
色が馴染んで、落ち着いてきます。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2021/11/KIMG2726-350-400.jpg)
子供室にはパインを貼りました。
パインは松の木です。
こちらも杉と同じ針葉樹で
節が多いのが特徴です。
表面も柔らかい部類に入ります。
原産は主にヨーロッパで現地でも
良く使われていて
北欧風のスタイルを目指す時には
お勧めです。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2021/11/KIMG2729-350-400-1.jpg)
アップで見た様子です。
今は白っぽい色ですが、
年数を重ねるとあめ色になっていきます。
木目が大きいので
反りやすいという一面もあります。
これら4種類の床材が
実際の生活のなかで
どのように変化していくか
とても楽しみです。
明日は
薪ストーブに初めて
火をいれます。