現場日記

4種類の床材
202111.10

片岡 大です

倉敷市 新築工事 茶屋町

ユーリン・ホーム新社屋

今回の新社屋兼自宅工事の内部仕上げ材は

出来るだけ自然の物を使いたかったので

床材に4種類の無垢フロアを採用しました。

それぞれの特徴を紹介させて頂きます。

新社屋のメインとなる1階には

アカシアを貼りました。

材質は少し固めで、様々な色が混ざって

表情が豊かです。

乾燥による収縮が少なく、

ウォールナット(高級床材)に近い雰囲気がありながら

値段も手ごろなので採用してみました。

最近人気の床材です。

これを部屋に対して斜めに

貼ってもらいました。

大工さんは大変だったと思います。

アップで見た様子です。

年月が経つとさらに

深い色味に変化していきます。  

アンティークっぽい雰囲気が

好きな方にはお勧めの樹種です。                                    

                                                        

自宅部分の1階LDKには

ナラを貼りました。

ナラはオークとも呼ばれ、

こちらも硬い種類の木になります。

高級家具やバットの材料にも使われますが

床材としても根強い人気があります。

独特の香ばしい匂いが好きなので

採用しました。

ナラ材にはタンニンやポリフェノールが

含まれている事から

ウィスキーの樽としても

使われています。

アップで見た様子です。

年輪が細かく刻まれているのが

分かりますでしょうか?

目がしっかりと詰まっているので

1枚でも

結構な重量があります。

こちらは日に焼けると

黄色っぽくなっていきます。

                                                        

                                                       

2階の廊下~寝室には

杉を使用しました。

表面が柔らくとても足ざわりが

良いので取り入れました。

和風でも洋風でも合う材料です。

アップで見た様子です。

針葉樹なので節が多いのが特徴です。

貼ったばかりの時は

赤身と白身の部分がはっきりしていますが

年数が経過すると

色が馴染んで、落ち着いてきます。

                                                               

子供室にはパインを貼りました。

パインは松の木です。

こちらも杉と同じ針葉樹で

節が多いのが特徴です。

表面も柔らかい部類に入ります。

原産は主にヨーロッパで現地でも

良く使われていて

北欧風のスタイルを目指す時には

お勧めです。

アップで見た様子です。

今は白っぽい色ですが、

年数を重ねるとあめ色になっていきます。

木目が大きいので

反りやすいという一面もあります。

                                                      

これら4種類の床材が

実際の生活のなかで

どのように変化していくか

とても楽しみです。

明日は

薪ストーブに初めて

火をいれます。

                                                                                       

執筆者:片岡大悟
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