現場日記
手に職
202111.12
片岡 大です
倉敷市 新築工事 茶屋町
ユーリン・ホーム 新社屋
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2021/11/KIMG2739-350-400-2.jpg)
素敵な椅子です。
背景となる観葉植物、
漆喰の壁そしてナラの無垢フロア達と
とても馴染んでいます。
住宅雑誌の一コマの様です。
実はこの椅子は、
造作棚等を作る時に使用した
集成材の余りを利用して
大工さんに造って貰いました。
規格の大きさで入ってくる
集成材は必要なだけ使うと
必ず余材が発生します。
何か有効に活かせる物は無いかと
考えた挙句、事務所のカウンターテーブルで
使用する椅子を三脚造って
貰う事にしました。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2021/11/KIMG2741-350-400-1.jpg)
背もたれ部分の
丸みを帯びた加工も
とても上手く丁寧に造られています。
スマホの電池がギリギリだったので
一脚だけしか写せていませんが、
三脚とも寸分たがわぬ大きさで造られています。
毎日通って、その家の事を誰よりも
知っている大工さんに、デザインから
お任せで造ってみてよとお願いしましたが、
結果は大正解でした。
スタイリッシュでありながら
手触りの優しい椅子を造ってくれました。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2021/11/KIMG2733-350-400-1.jpg)
手前味噌ながら
こういった家具を
機械のある工場で造るのでなく
現場である物を利用して造り上げるには、
かなりの技術が必要ですが、匠の技で
期待以上の物を造ってくれました。
手に職とはまさにこの事ですね。
M哉君腕上げたな~。
これからも、良い物を作り続けて下さいね。
執筆者:片岡大悟