現場日記
昨日は削ろう会で
2度の優勝記録をお持ちの
市川仁美さんが来月事務所で行う
ワークショップレッスンの
打ち合わせに弊社を訪れて下さいました。
市川さんは大工道具や料理包丁を扱う
岡山市北区の「市川金物」の嫁がれてから
かんな削りに興味を持たれ
特訓を重ねて削ろう会に出場されて2回の
優勝成績を残されておられ
「削りの女王」と呼ばれています。
市川さんのかんな削りに対する姿勢はまさに
「道」であり「茶道」や「華道」と
同じく「かんな道」と呼ばれるほど
追及されておられます。
砥石で研いだかんなの刃先を顕微鏡でみて
刃の端から端まで均一に研ぎ上がっているか
調べたり、良い削りをする為には
普段からの心構えや礼儀正しさ
人間性が大切という考えに
感銘を受けた若い大工さんが数名
「かんな道」に
弟子入りされておられます。
そのうちの一人が私の知り合いだった事から
今回のご縁を頂きました。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2022/07/KIMG4953-450-300.jpg)
ワークショップではこちらを作ります。
薄く削ったかんなくず
(削り華ともいいます)で
バラの花を作り造花と組み合わせてつくる
スワッグ
です。
市川さんは伝統技術を一般の人に
広く知って欲しいとの想いから
けずり華を使ってアートフラワーや
スワッグ造りの教室を始められました。
何より市川さんご自身がとても気さくで
明るく会うと元気を頂ける方なので
楽しい集まりになるはずです。
是非8月28日のワークショップに
ご参加下さい。