現場日記
米松と国産ひのき
202207.13
片岡 大です。
倉敷市 新築工事
茶屋町 S様邸
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2022/07/KIMG4947-350-400.jpg)
今日からサイディング屋さんが現場に入り
サイディングの下地となる
「胴縁(どうぶち)」と
呼ばれる部材を柱に釘で留める
作業を行っています。
この胴縁ですが
ウッドショック以前は
アメリカ産の松の木
米松を使っていましたが
最近は国産のひのきを使用しています。
松は油分が多く粘り気あり
腐りにくいという特徴があるので
外部で使う材料としてとても適しています。
一方
ひのきはひのきで
昔から風呂桶や露天風呂に
使われている位水気に強く
特有の香りは虫を寄せ付けない等の
素晴らしい特徴があります。
少し前の世代の大工職人たちは
木材は育った場所の近くが変化が生じにくい
家造りにはその土地で育った木を使うのが
一番家の為には良いという事を
理解していました。
ウッドショックを機会に
国産材の良さや林業の仕組みを
もう一度見直す良い機会になってくれれば
思う今日この頃です。
執筆者:片岡大悟