ただの相談役 気まぐれブログ

慣れても狎れるな
201301.14

こんにちは
「施主さんと想い出紡ぐ家造り」
倉敷の工務店 ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

N波さんの奥さんから電話があった。
「うちの家はどの辺りまで行っているのでしょうか?」
「?????」であった。
1月9日(水)に地鎮祭をしたばかりなのに
どの辺と聞かれてもと思ったのだ。
「地盤改良が終わったとこだとおもいますよ」
「あの~、基礎はできるだけ高くして欲しいのですけど
昨日の夕方、主人が行ったら
薄暗くてはっきり見えなかったのですけど
地面と変わらん高さの基礎だったというのですけど」
「基礎工事は16日から入る予定ですから
それは地盤改良工事の杭の高さですよ」
「じゃあ基礎は高くなるのですか?」
「地面のレベルの高さをお隣のブロックの
天端の高さに設定させていますから
今の杭の高さよりは高くはなりますが
Nさんの地面の高さを
お隣のブロックの天端以上にはできませんよ。
それ以上にするとN波さんの土地の土が
お隣に流れ込んでしまいますから」
「基礎が高くなるのだったらいいのですけれど・・
あんまりにも低そうに見えたと聞いたものですから・・・」

基礎を高くして欲しいという要望をお聞きしていたのに
どの程度高くできるかをお答えせずに
地盤改良工事の業者と落ち合わせ
一番高くできるところまで高くしておいたから
「それで良し」とした我が社の思いやりのなさが
Nさんを不安にしてしまった。

家と建てるということは
建てる人にとっては
喜びであると同時に
不安でもある。
「素人が大金を注ぎ込むのである」
間違いがあってはならないし
不安になる点は
人それぞれである。

請負業者はそれぞれの不安を解消していきながら
工事を進めていかなければならない。

N波さんの奥さんには報告ミスで
心配な思いをおかけしてしまった。

『いの一ばん』という言葉がある。
『真っ先に』という意味である。

この言葉は大工の建築用語からきている。
今でも構造伏図には
縦方向には、一・二・三・四・五
横方向には、い・ろ・は・に・ほ
という番付が付けてある。

棟上げはこの「いの一ばん」の
柱を立てるところから始まるのだ。

住宅会社のしなければならないことは
せっかく信用を頂いて
家を建てさせて頂くお客さんを
不安にさせないことである。
不安がお客さんによって違うなら
それを察する感性を
鋭くしておかなければならない。
その「いの一ばん」にしておかなければならない
「感性を磨くこと」を忘れてしまっていた。

お客さんに「慣れても狎れるな」なのである。

 

執筆者:中井勝人
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