ただの相談役 気まぐれブログ

ずいずいずっころばし
201308.02

こんにちは
「家、こだわれば愛」
倉敷の工務店ユーリン・ホームの
ガマはガマでもワガママのガマです。

「徳川某重大事件 殿様たちの修羅場(徳川宗英・PHP新書)」
読了しました。

好きなジャンルですから
すぐに読めました。
内容的には知っていることばかりで
珍しいエピソードもなかったですね。

一つあったのは
「ずいずいずっころばし」という童謡が
「お茶壷道中」についての唄だと書いてあり
『そうだったなぁ』と思い出したことくらいでした。

     ずいずいずっころばし ごまみそずい

     茶壺の追われて とっぴんしゃん

     抜けたら どんどこしょ

     俵のねずみが 米くってちゅう
     ちゅうちゅうちゅう

     おっとさんがよんでも
     おっかさんがよんでも
     行きいっこなしよ

     井戸のまわりで
     お茶碗欠いたのだぁれ

宇治の新茶を徳川将軍家に
献上する「お茶壷道中」は
徳川御三家の行列でも
通り過ぎ去るまで
待たなければならないほど
権威のあるものでした。

庶民などは下手に関わると
「斬り捨て御免」に
なるかもわかりません。

「触らぬ神に祟りなし」で
家に籠もってじっとしているのが
身を守る一番の方法です。

     胡麻味噌をすっていると
     お茶壷道中が来ると言うので
     家に入って
     戸をトッピンシャンと閉めて
     やり過ごそう。

     お茶壷道中が
     抜けて行ったら
     ドンドコショ

     それまでは
     ネズミが米を食って
     チュウチュウ鳴いても
     お父さんが呼んでも
     お母さんが呼んでも
     じっとしていよう

     あまり静かなので
     井戸のまわりで
     お茶碗が割れる音まで
     聞こえる

そういった意味の
庶民の内心の批判を
表した唄との事でした。

この解釈は初めて知りました。

執筆者:中井勝人
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