ただの相談役 気まぐれブログ

とと姉ちゃんは鎭子さん 
201606.12

ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。

「お父さん・・・ハイ・・・これ・・・」

珍しく奥さんが本を買ってきて渡してくれました。

「『とと姉ちゃん』ってこの人よ」
totoneechann.jpg大橋鎭子(しずこ)さん。
 連続テレビ小説
 『とと姉ちゃん』
 ヒロインのモチーフ
「暮らしの手帖」を創った人だった。

戦争が終わって鎭子さんは考えた。
家族を養うにはどうしたらいいか。

材木屋
 馬に乗って山に入り良い木悪い木を
見分けなければならないから母が反対。

洋裁店
 家の前を通る人だけにしか買ってもらえないのでは
大きな仕事にならないので取り止め。

最後に考え付いたのが「知恵を売る」仕事
本や雑誌を作って出版すること。

 「わたしは戦争中の女学生でしたから、あまり勉強もしていなくて、
何も知りません。ですから、わたしの知らないことや、知りたいことを調べて、
それを出版したら、わたしの歳より、上へ5年、下へ5年、合わせて10年の
世代の人たちが読んで下さると思います。そんな女の人たちのための
出版をやりたいとおもいます」

私などが思うことは
「暮らしの手帖」といえば
花森安治です。

それほど有名な名物編集長でした。

創刊者である大橋鎭子さんのことは
まったく知りませんでした。

戦後間もない頃は
まだまだ
男性の時代だったということです。

花森安治の偉大さを
知ることのできる記事です。 

shouhinntesuto.jpg「商品テスト」で日本の「作る人」を育てたい。

本の右上の写真は「ベビーカーのテスト風景」
真夏の炎天下
100キロメートル押して歩いて結論を出した。

「暮らしの手帖」という雑誌は
広告を載せなかった。

ヒモつきになり
スポンサーの圧力によってテスト結果を
歪められたくなかったからだそうです。

私はこのような考え方が大好きです。

写真中央やや左下の見開いた本は
「日本製に、またも泥を塗ったストーブ」
という記事を掲載しているページです。

1世紀57号(1960年)「石油ストーブをテストする」
国産6機種と英国製の「ブルー・フレーム」(アラジン社)について、
使いやすさや暖めの能率、転倒したときの安全性などをテストし、
「ブルー・フレーム」を「すばらしい性能」と評価した一方で、
国産6種には「おすすめなし」とした。さらに「ブルー・フレーム」
のデザインを模倣した製品を糾弾。
なぜ日本人の技術を信じ、誇りを持って、負けない物を
作り出さないのかと論じた。英国製に匹敵する品質の
日本製の石油ストーブが開発され、それがテストで
証明されたのは、8年後だった。花森さんは、将来「日本製」
が世界に誇れる物になるようにと、メーカーの努力を
見守った人でもあった。

安直に模倣品・模造品を作って
目先の利を追う国では
このような記事を書く雑誌もなかったし
記事に答えようと努力するメーカーも
なかったでしょう。              

日本人は大したものだったのです。

今朝の我が家のペットはタントとアズキとミーです。

タントは散歩で私と駆けっこをし
奥さんが水遣りをしている最中は
アズキに絡み付いて暴れまわっていました。

ミーは一晩中遊びまわっていたようで
奥さんの水遣りの最中に帰ってきました。

chokkai.jpg hetattemasu.jpg

私が会社に行くときには
タントとミーは
居間の床にだらしなく寝そべって
イビキをかいていました。

私に挨拶なんぞ・・・しやしません。

サゾや・・・お疲れなのでしょう。

執筆者:中井勝人
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