ただの相談役 気まぐれブログ

ヒマラヤユキノシタ
201612.27

ユーリン・ホームの建てる家は
断熱材を発泡ウレタン注入にして
長期優良住宅を当り前の標準にしています。

        ヒマラヤユキノシタ 
 我が家の朝の日課がある。私が動物の餌やりを、妻が植物の水遣りをする。
 その日は、水遣りを終えた妻が雑草を刈り始めた。私は何気なくその手元を見ていた。
刈り取られた雑草の中に、薄緑色のウチワのような葉が混ざっている。私は大声で妻に
声をかけていた。
「その葉は雑草とちがうぞ、ヒマラヤユキノシタやぞ」
 妻は私の剣幕に、エッという顔をした。
「オマエ、ヒマラヤユキノシタが病院の中庭に咲いとったんを知っとたか?」
 私は口調を改めて妻に話しかけた。
 大きなウチワのような葉が、中庭の地面を這って広がり、勢いよく茂ってはいたが、
咲いている花は小さく、淡いピンクで可憐なものだった。
「このユキノシタの花が、お前の入院中、ずっと咲いとってなぁ。この花の横のベンチで
タバコを吸うてから病室に行ったもんやった。出てくるため息が留められんかった」
 二年前の春先のことだった。
 それが、今年は、我が家の庭で咲いたことも忘れていた。その冷淡さに苦笑しながらも、
ため息を忘れたことが嬉しかった。
「オマエ、ヒマラヤユキノシタの花、知っとるか?」
「そら、毎年咲いとるから知っとるよ」
「何となくオマエに似とるような気がするんやけど、今度咲いたら写真に撮っとこな」
 妻は笑いながら、ヒマラヤユキノシタのまわりの雑草を、刈るのではなく抜き始めた。

机のまわりを掃除していると
上記のような小文の書かれた紙が
ヒラヒラと足元におちてきました。

佐藤圭一先生のもとで
先生が提示された四つのテーマの中から
その場で一つのテーマを選び
1時間足らずの内に原稿用紙一枚半ばかりの小文を
書き上げるという勉強をしたことがありました。

そのときの小文でした。

私が選んだ題は『嬉しかったこと』でした。

奥さんが子宮卵巣ガンの
摘出手術を受けて
丸3年が経過しました。

奥さんの笑顔を見ると
『健康ほど有難いものは無い』と
つくづく思います。

ヒマラヤユキノシタの花言葉は
『深い愛情』だそうです。

ヒマラヤユキノシタが咲く季節が近付いてきました。

花言葉を教えてくださったS安さん
有難うございます。

執筆者:中井勝人
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