ただの相談役 気まぐれブログ
ビカクシダの子株の板付け
202208.05
職人も家を頼みに来る会社
倉敷茶屋町ユーリン・ホーム。
暇なので
胞子栽培で大きくなったスパーバムと
親株の脇から出てきて
大きくなったヒリーの子株を
米松の樹皮に活着させた。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2022/08/220805kabuwake1.jpg)
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2022/08/220805hiri-.jpg)
(上・スパーバム 下・ヒリー)
ヒリーの子株を取る時に
その下に芽を出していた小さな子株も
一緒に切り離してしまった。
捨てようかとも考えたが勿体ない。
駄目元で
いつまでたっても芽の出てこない
ビフルカツムの板付の貯水葉の
茶色の部分を抉り取って
その中にヒリーの小さな子株を
ミズゴケに巻いて埋めて見た。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2022/08/220805kabuwake4.jpg)
それなりの形になった。
![](https://www.yu-rin-home.com/cms/wp-content/uploads/2022/08/220805kabuwake2.jpg)
面白いので別のビフルカツムの
芽の出ない板付けの成長点を
今度は小さく丸く抉って
ステマリアの子株を埋め込んだ。
汗をかきながらシダの路地裏で
右往左往していると
奥さんが南の掃き出し窓を開けた。
「冷たい珈琲でも入れようか?
それにしても‥‥好きじゃねぇ~」
親切心というより
呆れかえって声を掛けたくなったようだ。
執筆者:中井勝人