ただの相談役 気まぐれブログ

シャルリとは誰か?
201602.11

35年のローンを組んでも、建てて良かったユーリンの家。
ユーリン・ホームのガマはガマでもワガママのガマです。

待っていた本が今朝届きました。

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『シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧
(エマニュエル・トッド 著 堀茂樹 訳・文春新書)」

【帯】
イスラム恐怖症が「自由」「平等」「友愛」を破壊する――
仏・独・英で緊急出版! <附>パリISテロへの特別寄稿

【裏帯】
日本の読者へ
 「『シャルリとは誰か?』にはフランス社会の危機についての
 分析を提示しておいたのですが、2015年の終わりに、
 その分析の正しさが悲劇によって確認されました。
 日本語版のためのこの短い一文は、11月13日のテロについて
 私が書いた最初の文章です」
        (「日本の読者へ――パリISテロ事件を受けて」より)

…………………………………………………………………………………………………………………………………
【表紙見開き】
2015年1月の「シャルリ・エブド」襲撃事件を受けて
フランス各地で行われた「私はシャルリ」デモ。
「表現の自由」を掲げたこのデモは、実は自己欺瞞的で
無自覚に排外主義的であった。
宗教の衰退と格差拡大によって高まる排外主義が
ヨーロッパを内側から破壊しつつあることに警鐘を鳴らす。

私は現在のイスラム世界の混沌は
欧米がもたらしたものだと考えています。

「シャルリ・エブド」の襲撃も
フランスの「報道の自由」を盾に取った
イスラム教への蔑視がもたらした事件でしょう。

イスラム教では偶像というものは
雪ダルマ
でもいけないとする主張もあるのです。

それなのに
イスラム教徒が嫌っているのを知っていて
預言者ムハマンドの肖像を
新聞紙上に載せる必要がありますか?

何一つ悪いことをしていない者の嫌がる事を
「報道の自由」などと主張して
新聞に掲載することが正義でしょうか?

私は「シャルリ・エブド」襲撃は
イスラム原理主事者の
復讐だと考えていました。

ところが
それを
テロだ決めつけ
「自由」への挑戦だと被害者振った上に
正義振ったヨーロッパの首脳たちが
手を携えてデモをし
デモのさなかも
イスラムへの空爆を続けて
無辜の女子供を殺戮したために
本当の無差別テロを
フランスに
もたらしてしまいました。 

西欧世界はもう少し
謙虚になるべきでしょうね。

執筆者:中井勝人
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