ちょっとの事
こんばんは、片岡 大です。
今日は次に建てられる物件のプレカット図面のチェックを
しました。
こちらで完成させた建物の平面図、立面図を元に
プレカット屋さんがプレカット図面を起こします。
下から順に
土台、一階の柱、一階の構造体、下屋根の小屋組み、
二階の柱、二階の構造体、大屋根の小屋組みとあります。
送った図面とそれぞれを照らし合わせて、柱や筋違の位置
構造体の大きさや架橋計画（無理なく構造体を組み上げれるようになっているか）等々
打ち合わせどうりになっているかどうか、見直すべき所はないか等のチェックです。
前の現場であった大工さんからこうしてくれた方がやり易いという提案や、
バルコニーの床の水勾配をどうとって、そこから来るサッシの高さの計算なんかを
眉間にしわを寄せながら考えていました。
何気ない事ですが、同じ軸に筋違を二本入れるにしてもクロスで入れるか
隣に並べて入れるかで真ん中に入れる間柱の欠ぎ様も違ってきます
クロスで入れると残りがどうしても少なくなり、もし後に筋違が暴れたり
したら壁に影響が出る事がまれにあったりします。
今まで現場経験を生かしてほんの些細な事ですが少しでも良い家
に近ずく様に知恵熱を出した一日でありました。
